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田 徳意

各種の災厄をよけ,幸運をもたらすと信じられている物体のことで,呪符ともいう。現代の日本でみられる例には,自動車や身につける交通安全や学業成就などの〈御守(おまもり)〉や家の柱・門などにはり付ける〈御札(おふだ)〉,客商売の家や店に置く〈招き猫〉などがある。
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霊符の作成・使用方法

まず〜霊符の読解法

霊符が各種の文字、あるいは図形からなっており、それを知る人はその霊符を読み解くができることは前項で述べたが、著者などは知識も狭く、とうていそういうことは望めそうもない。とはいえ、霊符はいくつかのパ夕ーンから成立しており、それを知ることで解読できることも少なくない。その解読の鍵となりそうな代表的な例を、いくつか挙げておく。

(1)霊符には○を書いて、それを結んだものがかなり見られる。

それらの○は天の星を表し、人間に影響するとの信仰から、多くは二十八宿を意味しているようだ。

二十八宿とは、黄道に沿って天球を二十八に区分し、星座(星宿)の位置を明らかにしたもので、月はおよそ一日に一宿ずつ運行している。

中国では蒼龍(東)、玄武(北)、白虎(西)、朱雀(南)の四宮に分け、さらにそれを宮ごとに七等分し、それぞれ角、亢などの名称をつけた。

密教占星術などではこの二十八宿を用い、人間の運勢を判断している。

(2)〇がひとつの場合は、それが太極、天、日を意味することが多い。

太極とは天地がまだ分化する以前の宇宙の元始で、宇宙の本体、万物生成の根元といわれている。天とは地を覆うものであり、万物はこれより気を受けて始まるとされる。日は太陽であり、万物は太陽の光を受けて生育する。その力を霊符に取り入れようというわけだ。太極の場合は○のこともある。

(3)〇が二つの場合は、陰陽、つまり日月を意味することが多い。

陰陽とは相反する性質をもつ二種の気であり、万物の化成はこの二気の消長によるとされる。昼は陽、夜は陰、男は陽、女は陰だが、その陰陽を象徴すると考えられているのが、日月なのである。また二つの○を棒線でつなぐことにより、陰陽の和合を意味することもある。

(4)○が三つ、横棒が三本、三点、弓形などで、「三元」、「三清」、「三台」を意味することが多い。

三元とは『雲笈七籤』によると、三気を生じる元にな るもので、つまり第一混洞太無元、第二赤混太無元、第 三冥寂玄通元のこと。それぞれが天宝君、霊宝君、神宝 君を化生するとされ、またそのそれぞれが玉清境、上清境、太清境の三清を冶めるとされている。

(5)〇が五つ、あるいは他っぱりが五つの図は、「五星」、「五雷」、「五帝」、「五瘟」を意味することが多い。

五星とは木星(歳星)、火星(?惑)、土星(鎮星)、金星(太白)、水星(辰星)のことで、九星占術などでも重視される星である。

五雷とは五人組の雷神のことで、東方五雷神君、西方五雷神君、南方五雷神君、北方五雷神君、中央五雷神君、または天雷、地雷、水雷、神雷、社雷をいう。

五帝とは東方蒼帝、南方赤帝、西方自帝、北方黒帝、中央黄帝をいう。

(6)○が七つ、あるいは線の出つぱりが七つの図は「北斗七星」、「七政」、「七魄」を表す。北斗七星とはいうまでもなく、北天の大熊座にある柄杓形の七つ星である。

人の福禄寿や運命の吉凶は、すべてこの星によって決定されることになっている。七政とは日月と五星を合わせたもの。七魄とは体内の濁鬼で、尸狗(貪欲の鬼)、伏矢(好食の鬼)、雀陰(好淫の鬼)、天賊(偸盗を好む鬼)、飛毒(妄想の鬼)、除穢(人を悪の道に向かわせる鬼)、臭肺(煩悩を起こさせる鬼)をいう。こうしたもの。

(7)田の字の下から二本の線が出ているものは、おおむね鬼と考えていい。田の上に点の付いたもの、付かないもの、田の下のハネなどにもさまざまな変化がある。この鬼は邪鬼、悪鬼の類を意味する場合もあるし、逆に、悪しきものを除く力をもった存在を意味することもある。

(8)「勅」、「奉勅」、「勅令」という文字が、さまざまに崩されて用いられる符も多い。

勅とは天子の命令、天子の言葉といった意味だが、実際はその命令を下すのは、太上老君であったり、玉皇太帝であったり、その符によってさまざまだ。
いずれにしろ、偉大な存在が命令する、またはその言葉を奉じる意味をもつ。

(9)△を二つ合わせたものに横棒が引かれた形は神霊が素早く来りて、命令を下すといった意味がある。

よく符の下に書かれる「?」は天?で、北斗を意味しているが、急いで律令のように厳しくせよという呪文「急々如律令」などと同じ目的で用いられている。

霊符に用いられる書体

比較的数の少ない図符より、文字で書かれた字符のほうが数多いことは、前述のとおりだ。その字符に用いられる書体も、すでに述ぺたように、さまざまな種類がある。

それでは、道教の世界では、文字はどのように誕生したと考えられているのだろうか? たとえば、宋の張君房が著した『雲笈七籤』には、次のような説が伝えられている。

まず天上に、「三元五徳八会之気」と呼ばれる自然の気が発生した。これは、天.地.人の三才(三元)と五行(五徳)が合わさった八会の気という意味である。

この気が凝結して、まず『飛天之書」という文字が生まれた。さらにそこから四方に光芒を放ち「八龍雲篆」という文字が生まれた。

これらの天上の気によって生まれた文字は「天書」と呼ばれる。次に、このような天書を模写し、なぞることによって、地上の書である「地書」がつくられた。最初の地書は「八龍雲篆」を模した『龍鳳之文」といわれる。

その後、黄帝時代の倉頡が「古体」、周の時代の籀が「大篆」、秦時代の李斯が「小篆」程?が「隷書」の文字を、それぞれ発明した。りまり道教の言い伝えによれば、文字の起源は天上界に求められるわけだ。

したがって、日常、われわれが使用しているような文字でも、それらはすぺて根元の気が凝結してできた天上の文字「天書」と対応しており、用い方しだいでは霊的なカをもつと考えられている。ここで、霊符に用いられている文字書体の種類と、その簡単な説明をしておく。なお、これらの書体の多くは、現在では使用されていない。

1 ト兆文字

「ト兆」とは、亀甲や獣骨などを焼き、吉凶禍福を占うことをいう。トは『説文』に「亀兆の縦衡に象る」とあるように、亀甲を焼いたときに生じる割れ目の象形である。

古代中国では亀の腹甲を使って、手足の出る甲橋の部分を切り開き、鑽と呼ぱれる縦の溝を掘り、さらにそのそぱに灼と呼ばれるすり鉢形の穴を掘った。これらを焼くと縦横の線が走るので、その形を丈字としたのがトなのである。

さらに亀甲を焼いた後、そのときの干支や月、占事などを亀甲にり刻したものがト兆字体、すなわち甲骨丈字ということになる。

甲骨丈字は、殷の時代(前一五○○〜前一一〇〇頃)に使われていたもので、光緒二十五年(一八九九) に河南省安陽県の殷墟から発見されている。以来、今日にいたるまで発掘が続けられ、さまざまな研究成果が発表されている。

中国の古い年代の霊符には、このト兆文字で記したものがいくつかあるとされている。

2 金石文字

殷墟でト兆文字が発見される以前は、青銅や石などに刻まれた周時代の「金石丈字」が、中国最古の文字として考えられていた。これら周時代の金石文字を整理して、九千三百五十ニ字(五百四十部)に総括したのが『説丈』(許愼著)である。

『説文』は中国文字の聖典として知られ、中国文字を論じる人々が必ず基準としたものだが、ト兆文字の発見によって、その文字解釈にもいくつかの訂正が必要となってきている。霊符の文字には、これら金石文字を用いたものが、少なからず存在する。

3 篆書

漢字の一書体であり、おもに「大篆」と「小篆」とに分けられる。大篆は周の宣王の太史籀が占体の字を改めて創作したので、「籀文」ともいわれる。また、それを秦始皇帝の臣だった李斯が改作したものを小篆といい、これは「李斯篆」とも呼ばれる。

この他に「日月篆丶「星辰篆」「水火篆」「八卦篆」丶『鳥足篆」丶『龍篆」丶「雲篆」、「風篆」など、およそ百三十余にもおよぷ筆法がある。これらを総称して「道篆」と呼ぷが、由緒正しい謹符の多くはこの道篆で書かれているものが多い。

道篆を知らなければ、篆書の霊符は読むこと自体が不可能といえる。

4 隷書

秦の程?が、小篆を省略してつくったものといわれている。『広辞苑』などには、「徒隷すなわち卑しい身分の者にも解しやすい書体の意」と記されているが、実は、隷書の名前の由来はこれだけではなく、三説が存在する。まず、獄吏程?が事務の簡略化のために発明したから、獄字(隷字〕と呼ぶという説がある。次に、篆字を改作したものなので、篆字に隷従するという意味から隷字とする説。三つめは「篆貴隷賤」という意味で、篆書が貴人用であるのに対し、隷書は賎人用であるという説。 さらに、漠代には王次仲という人物が、秦隷を改作して、装飾的な文字をつくつている。

これは「漢隷」または「八分」と呼ばれ、周代の古い隷書とは異なる。霊符の神聖な性格からか、賤隷につながる古い隷書は用いられることは少なく、現在は隷書といえぱ、この漢隷を指すことが多い。

5 楷書 6 行書  7 草書

読者もご存じのように、普通われわれが用いている漢字の「楷書」は、字の形を崩したり、略したりせず、正しくきちんと書いたものである。また「行書」は、楷書をやや崩したもの、「草書」は行書をさらに崩したものだ。草書は早く書く場合は便利な文字だが、慣れない人や崩し方を知らない人には読みにくいので、日常生活ではあまり用いられていない。 現在、巷間に流布している霊符のほとんどは、こうした楷書や行書、草書といった書体で書かれたものだが、一般的に格が高いものは少ない。

8 その他

梵字であったり、または霊や神が憑いて授けられたとする、字とも図ともつかないものもある。また、かつて「蒼頡文字」や「龍鳳之書」などというものがあったといわれるが、現在は残っていない。

霊符に用いられる文字の書体は、これほど数多い。したがって、本来ならこれらの文字すべてに通じていなくては、霊符は解読できないことになる。『抱朴子』には、呉時代の仙人・介象という人物の逸話が記されている。介象は符文を読むことにきわめて優れ、その霊符に誤りがあるかどうかまで、知ることができた。そこで、介象の能力を疑ったある人物が、百病に効く雑符などさまざまな厭劾符を用意すると、その符名をすべて取り去って、介象に示した。すると、介象はあわてもせず、ひとつひとつその符名を記し、また誤りがある場合にはそれを正したという。介象以降、符を知ることにかけて、それ以上の人物は現れていないともいう。

もっとも、ほんとうに介象以上の人物がいなかったかどうかは疑問である。ちなみに、日本の古神道 家・友清歓真は、道教の.通常の霊符などは、その書き方を知っていれば簡単に解読できると著書に記している。

霊符の書写準備とその構成

一.符を書くのに良い時間とは?

さて、いよいよ符の書き方について解説していきたいと思います。まず符を書くのはいつでも良いのでしょうか?いいえ、これにはちゃんと禁忌がありますし、一日の内で最も良い時間というのもちゃんとあります。まず一年で四日、霊符を書いてはいけない日があります。それは以下の四日間(全て旧暦)です。

      三月九日    六月二日   九月六日   十二月二日

以上の四日間ですが、なぜなのかは良く分りませんがどの符呪の本にもこの四日間は禁止しています。あと、その日の十二支がその月の十二支より刑や破の関係になる日は使えないと言う事です。(これは占いに属することなので占術のページの方でまた解説します。)その他の日は大丈夫だということです。

次に符を書くのに適した時間ですが、符を書く為には霊気をもっとも重んじますので、子の刻(午後11時から午前一時までの二時間)が最も良いということです。その理由は子の刻というのは前日の陰気と後日の陽気との交接の時間であり、更に言うならば天地の霊気が交わり新しい日が生じる時間であるから、というのがその理由です。また、亥の刻、午の刻、卯の刻、酉の刻などでも良いそうです。

  二.符を書く為の準備

  次に符を書くためにはどのような準備が必要なのでしょうか。
ここで皆さんにちょっと思い出していただきたいのです。現在自分が身につけている技術、例えば自転車に乗るとか、箸を使うとか、車を運転するとか、コンピュータをある程度自由に扱えるとか、心得のある武道やスポーツの技術とか、絵を描くテクニックとか、そのような技術は一朝一夕に可能になったものでしょうか?恐らく相当の日数をかけて修得されたものではないでしょうか。符呪もまた然りです。しかもこれらの法は目に見えない霊的な力の発現を待って初めて、その効果が現れるものでしょう。ですから、やはりその為の練習は必須なのです。では、どのような練習を行えば良いのでしょうか。

● 精神的な準備

最も重要なのは一切の雑念を排除して、明鏡止水の状態で符を書き上げることが出来るかどうか、ということでしょう。その為には、静座や座禅などがよいと思われます。しかし、一口に静座や座禅と言ってもその範囲は広く、いろいろなやり方もありますので、ここではひとつの道教的でしかも簡単な方法をご紹介しておきます。

その方法とは雑念を排除する為に意識を特定の場所に固定する方法です。座り方は座禅の本とか仙道の本とかを参考にしてください。

1.まず紙などに小さな黒い丸(直径1〜2ミリ)を書いて、眼の位置とほぼ同じ高さで、壁に貼り、1.5〜2メートルぐらい離れた場所に座り、瞬きをしないでこの黒点を見つめます。これを毎日30分ぐらい続けます。

2.人によって速い遅いがありますが、何ヶ月間かこれを続けていると、黒点が動いたり廻りの壁の色が変化したりといろいろな状態が出現します。しかし、これらの現象にとりあわないで更に黒点に意識を集中していきます。そうすると、その黒点が意識の力で拡大してきて、だんだん大きく見えてくるようになります。この状態になったら、一応黒点を凝視する方法は卒業です。

3.次に、静座して目を半眼にします。この部分は大変重要なのでやり方を説明します。まず鼻の頭を見つめます。すると、瞼が半眼の状態になりますから、瞼はそのまま動かさずに視線だけを前方に向けます。丁度、目と目の間の部分もしくは眉間の部分を見るような感じとなります。

4.そのまま視線を目と目の間の部分に集中させていきます。するとこの部分に光の点が見えるようになります。光が見えるようになったら、この光をやはり意識の力で拡大していきます。丁度円形の鏡に対しているような感じになったら、かなりの集中力が身についています。ここまでくれば符呪に限らず、密教や禅、仙道やヨガなどに応用してもかなりなことが出来るようになっていると思います。普通の符呪を修練する場合ならこれで充分でしょう。

また、これ以上の段階に進むと、その人の因縁などによってはかなり危険を伴うこともありますので、先生について指導を受けた方がよいでしょう。

霊符を書くときには、まず始めに15分ぐらい静座を行って、心を鎮め雑念を排除してから作法を行ったほうがよいと思います。

● 霊符の中の要素とその構成

霊符には単純なものや複雑なもの等いろいろありますが、大体において、ひとつの霊符の中にはいろいろな要素が含まれており、それぞれに意味を持っています。ただ漫然と本を見ながら、その形の意味もわからずに霊符の形を写しただけでは子供が塗り絵をしているのと同じではないでしょうか。

ですから霊符を書くにあたっては、霊符の構造を明確に把握しておく必要があります。ですが、詳細に見ていくときりがないので概略のみ説明しておきます。

    ★ 霊符の全体圖 ★

          上図を参照していただければお分りいただけると思いますが、霊符の要素は大きく分けて二つの部分に分かれます。「符頭」と「符身」です。「符頭」とはその字の如く符の頭にあたる部分であり、これがあって初めて命令を受けることができるのです。そして「符身」とは「符腹」とも云いまして、人間で言えば五臓六腑に相当するもので、ここにはその霊符の目的や祈願などを記してあることが多いです。ですから、もしその符がどのような用途を目的として作られたかを知りたいならば、この部分を見ると大体分るということです。そして、「符身」の中では「符膽」と「符脚」が重要ですので、この符頭と符膽と符脚の五つの要素について見ていきたいと思います。

a. 符頭

一般的に言うと符呪の流派はとても多く、その祭る神様も違うし創始した祖師も異なる為、その霊符の要素の用い方もまた異なるのは当然であります。ですから、この符頭に用いられる符号(符の要素)も同じではありません。上図の例でいうならば、符頭の一番上に認められる「三清点」即ち三つの「ν ν ν」の符号は道教の最高神である三清(【上清】即ち【通天教主】またの名を【霊寶天尊】、【玉清】即ち【元始天尊】、【太清】即ち【太上老君】またの名を【道徳天尊】)を表しています。

そして、次の「奉」の字は読んで字の如く「その神様の命令を奉じる。」という意味であり、「勅令」という文字は下位の神霊に命令を下すという意味を表しております。つまり上図のような符頭であるならば、「道教の最高神格である三清の命令を奉じて伝えるので当該の神霊はこれを実行せよ。」というような意味でしょうか。また、この三清点によく似たものもありまして、「ν ♭ ν」なら雷火風を表し、「ν ν б」なら三台(星宿)を表しており、命令する神様が違ってくるわけです。因みに「符頭を踏む」といいまして、この三清点を一画ずつ打つ(真中から左右と打ちます)ごとに、密かに呪文を唱えなければなりません。その呪文は「一筆天下動、二筆祖師剣、三筆凶神悪殺走去千里外」です。また、この三清点のない霊符ならば「天圓地方、律令九章、吾今下筆、萬鬼伏蔵」という呪文を唱えてから符を書きはじめなければなりません。

b. 符膽

符膽と呼ばれるこの部分が霊符の中でも最も重要です。この符膽があって初めて霊符の作用が生じるといっても過言ではありません。なぜならある説では、ここには「請神呪」を唱えて招請した神明を招き入れて鎮座してもらうからだということです。要するに霊符のパワーの源とも云うべきものです。また、別の説によれば契約書にサインして捺印するようなものであるということです。中国も日本と同じで印を押していろいろな契約をします。また日本では昔、大名などは「花押」と云って、特殊な形に崩した文字を印鑑の代わりに用いていたことがあります。そのようなものだと理解していただいても良いです。

一般的に多く用いられる符膽は、「」の字です。この「」の字は書き順と唱えるべき呪文があります。以下に図示してみましょう。

            その書き順はごらんの通りです。そして、呪文は「天大聖・北斗尊星・誅戮凶悪・滅跡除形・回死作生・天符到處・断絶妖精・降臨真気・聖威奉行・急急如律令。」です。別の説で、もっと簡単な「開天門殺鬼路・開地府殺鬼卒」という呪文を書き始めてから書き終わるまでに唱えるという方法もあります。

また、次のような文字を組み合わせた符膽もあります。書き方は良く分りませんが、恐らく名称の順に漢字を書いていけば良いと思います。

            上記のものの他にも下のような符膽があり、これらは書き始めてから、書き終わるまでに「一騎天地明・一横鬼延纏・二點日月明」と唱えます。

            上に紹介したものはごく一部に過ぎません。機会があればまた紹介したいと思います。

c. 符脚

符脚は符膽と同じようなもので(符膽と符脚を同一視して、区別してない符呪の本もあります。)やはり重要なものですが、霊符の最後に書き加えてその符の神力を成就させる為のものであります。ある説によれば、『符は三元より始まって五徳を成就して初めて《天・人・鬼》に通霊する為、符脚を書く時は「精気神」の三元を「天地人」の三才によって「金木水火土」の五徳を合わせて、ついに不可思議な神力を生ずることが出来る。』ということです。

更に別の説によると、符脚を書き上げてこそ霊符は一応の完成を見るが、次に更に符膽を書き加えてこそ、完全なものになるということです。つまりこの説では、先に符脚を書いてから最後に符膽を書きこむという順番を取ります。

また、これは私見ですが、符脚という名前から想像できるのは、これがあって初めて符の効果を発揮する場所に至ることが出来る、つまり脚があって初めて符の力を伝達することが出来るという風に考えることも出来るでしょう。

この符脚にもいろいろなものがあり、★霊符の全体図★の所に載せたもの以外にも以下のようなものもあり、やはり一画ごとに呪文を唱えなければなりません。これは一般的に用いられるものです。

                  因みに 「1.開天門 2.閉地戸 3.留人門 4.塞鬼路 5.穿鬼心 6.破鬼肚7.金木水 8.火土」と、一画ずつに呪文を唱えながら書きます。 以上のことを簡単にまとめてみますと、1.一枚の霊符の中には人間と同じように頭や心臓(符膽)や脚(符脚)に相当する部分があるということ。2.霊符というものは頭があって初めてその術者の命令を聞き、符膽(きも、であるが心臓部に相当)があって初めて神秘的な力が篭り、符脚があって初めてその力を他に伝達できるということ。3.この符膽や符脚には一定の書き順があり、そしてこれらを書くときには、一画書くごとに唱えるべき呪文があるということ。

  d. 諱字(密字)

諱字は道教神様の署名(サイン)である、霊符術にとって最も重要的また神秘的な秘法(密字)です。 諱字はある神様の略称で一種の特殊な文字である、もし神様の諱字(サイン)がなければ、ある年月日時の神様の署名(サイン)していないと、あなたが書いた霊符が最もよいとしても、霊効を発揮してこないです、だから諱字は護符・霊符術の中で最も重要であると言われている。

皆様はすでに諱字はどんな意義を代表するかを解りだと思う、そのように霊符によって諱字がしていないと神様に通じできないです。 今まで、諱字がずっと外伝に出来なかったのです、護符・霊符を学ぶ人は護符の形だけあって、諱字の記録はあまりなかったのです、原因は諱字があれば護符の効験と威力を現わすことができる、そして諱字は神秘的な文字なので先生から直接で弟子に口伝授する、だから諱字がすべての護符・霊符を学ぶ人は必ず求める一つの重要な目標だと言われている。

諱字の書き方は最後に 字を書いて、その後は 字の上(符胆処)で、神様、太歳、十干、十二支、毎日、本人などの諱字を符胆処に書く、諱字はひとつひとつ並べて書くではなく、必ず重ねて一つの字の上で書く、だから霊符・護符の下に一つの黒い点が見える、もちろんそれは一つの黒い点がそんなに簡単ではない、特別な書き方である。 護符・霊符術を発揚のため五福堂は皆様に外伝を出来なかった秘法諱字を提供する、上、中、下に『三界の神様の諱字』、『60年太歳の諱字』、『十天干』、『十二地支』、『毎日』などの諱字を伝授する。

e. 法印

法印は護符・霊符術にとって最も重要的また神秘的な秘法です。それは近代的な機関部門の公印と同じに、証明書は必ず印を押すこと、霊符によって法印を押さなければ、効験を起きない場合あります。

法印は派によってそれぞれ違う、正統的な道教の法印は264種あって、その他の種類は正統的に承認されなかったです。もし霊符術を勉強しようと思っていれば、少くなくでも法印は9つの以上の法印が必要です、もし専門級の法師のレベルを達成になれば配備が21−35枚の法印が必要である。

霊符・霊符を書いてから法印を押さなければ戦士は同様に銃がないと等しい、五福堂は264種の道教法印がすべでに伝授する。

法印名称の一部紹介: 元始混元太極印、九天玄女印、六丁六甲印、五雷院使印、元始符命印、北豊殺鬼印、五帝印、豊都大帝印、四大明王印、都天雷火印、道祖印、道経師宝印、雷霆都司印,文昌宮符印、福正神印、和合二仙印、召集群仙印、殺神印、通霊印、普告三界印、三天太上之印、治疾病信使印、驅邪印、斬邪印、都天法主印、總監鬼神印、召鬼印、急催追捉印、道君玉印等・・・

五福堂の法印はすべて手で彫刻して、49日間の精錬し通靈能力は最高です。最高級最靈驗的な法印は法印の六面全く印文がある,この法印は雕刻複雜で,做工細緻し,通靈能力は最高です。青田石製の法印が示す。

● 霊符を書く為の練習法

次に、霊符を書く為の練習法を考察してみたいと思います。霊符を書く時は、雑念を排除して心を一点に集中させ、一気呵成に書き上げる必要があります。だから全くの素人が、初めて符を書くとき等に、本と首っ引きで書き写すようにこれを書いても、霊力など篭るはずもありません。必ずその一点一画の打ち方や、書形そして呪文等に習熟している必要があります。

その練習方法ですが、中国人は古来より次のような方法を用いているようです。

「符呪の道具立て」のところでも少し触れましたが、まず清浄な新しいレンガ(良く乾燥させておく)を用意します。そして、筆に水をつけてこのレンガの上に符を書く練習をするのです。

その時に重要なのは、練習を始める前に、大きめの紙に「練習畫符・諸神不降」などと書いて、部屋の入り口の上方などに貼っておかなければなりません。(四方に貼っておけば完璧でしょう)また、呪文を唱える時にも「練習念呪・諸神不聴」などと唱えてから、呪文の練習をします。この様にしておけば、偵察に来た神様の眷属が了解して、降臨する必要はないと神様に報告するということです。  ※ 因みに「符呪の道具立て」の所で書いた文句は現代中国語です。

神明には必ず眷属がおり、その術者の態度、品行、至誠の度合い等を偵察させるということですから、練習といえども真面目に行わなければならないのは、当然のことであります。そして、また本番でもないのに軽軽しく呪文を唱えたり、符を書いたりして神明を招請することが、たびたび行われるようならば、その術者の信用はゼロとなり、本番の時に来てもらえないのは当たり前のことでしょう。よくよく注意すべきです。

これは余談ですが、年月を累ね、このレンガを用いて修練していると、だんだんと霊気が篭るようになるということです。そして、この霊気の篭ったレンガには鎮宅などの効用があるらしいです。

【個人的には日本で売っている書道用の、水をつけた筆で字を書ける特殊な紙を、お買いになって練習することをお勧めします。なぜなら、レンガだと筆がすぐにちびてしまって勿体無いからです。本格的にやりたい方はレンガでどうぞ。】  ● 道具の設置について

本格的な道士でもない我々が、このような符の作法を行うに当たっては壇を設ける必要は無いと思いますが、本格的にはどのように壇を造り、神明を祭るかということを知っておくのも良いと思います。その良い例が中国の伝奇小説の「平妖伝」の中に載っておりますので、ここに平凡社の中国古典文学大系の「平妖伝」の中から引用してみたいと思います。

《老婆は蛋子和尚を指揮して、まず五方の土を採って来させます。屋敷をかりに中央といたし、その他の東西南北は、一里以上離れた土地より採って来ることとし、それぞれ別の布袋に入れます。――中略――老婆は楼の下を掃除して法壇を設けます。期に先だって斎戒沐浴いたし、六甲の日(上帝が物を造られる日で、この日殺生を忌む)の吉時を選んで、土を入れた袋で五方の方角を定め、およそ一尺あまりの間隔とし、周囲には新しい煉瓦を約一尺五寸の高さに積み、空いたところには五穀をぎっしり填めます。上には灯明三皿を設け、昼夜絶えまなく火をともします。その外側には黄色の布で作った神帳をめぐらします。前には香卓一つを設け、紙の神像を祀り、毎日、茶・酒・果物の三品を供えます。》

これは「六甲壇」という法壇ですが、まぁだいたいこんな感じなのだと思います。要するに五方より土を採ってきて、それを一尺間隔で配置してその廻りにレンガを積み上げて一尺五寸の高さにしてから、五穀を以ってその箱型に積んだレンガの内側に満たすわけです。上から見た形としては正方形のようになるでしょう。そして、ここには書いてありませんが、恐らくその上に平らな板などを置いて平面とするのでしょう。更にその上に黄色の布で作った打ち敷きを被せて全体を覆うわけです。香卓とは香炉を置くための小さなテーブルでしょう。

素人である我々が符呪を行うときにはここまで本格的にやる必要は無いと思います。普通の机か何かで代用すれば良いでしょう。そして、出来ればそれに黄色に染めた大きな布などを被せる、とこれだけで良いと思います。しかし、香炉は神像がない時の代用となりますので、ちょっと大きめの良いものを買ったほうが良いでしょう。もちろん神像の代用ですから、テーブルに向かった時、真中ではなくて更に前方に設置するべきでしょう。そして、その前に供物などを供えます。灯明は日本のローソクを香炉の左右にローソク立てに立てて火をつければ良いと思います。

次に符呪の道具立ての所で用意しておいたものを自分の都合の良いように配置しておけば、それで良いと思います。

● 誓神

符呪の修練を始めるに当たって、必ずしておかなければならないことがあります。それは「誓神」という作法です。つまり、神仏の前において、これから符呪を修練することの目的や動機などを表明し、決して悪の目的には使わないということを宣誓しておかなければならないのです。この時には、必ず敬虔な態度で心と言葉を一致させて行わなければなりません。その文章は次のようなものを参考にしていただければ良いです。(黄色の紙に墨で書きます。)

▽ 誓神文

○○國○○県○○市○○町○丁目○番地に住する、弟子○○○○(自分の名前)、今茲(ここ)に諸仙、道祖、神聖、○○○○(自らの信仰する神様の名前等)の御前で誓願し奉る。弟子○○○○、符呪術を学ぶは護身・鎮宅・救世・済人及び家を保ち、善行を施さんが為なり。
諸々の神仙、道祖、○○○○も御照覧あれ。今より後、弟子○○○○、一心に忠孝・仁義・常倫の道に励み、決して天徳に悖る事を為さず。

願わくは、諸々の神仙、道祖、また○○○○、弟子○○○○をたすけてこの學法を成功させ、書くところの霊符、神蹟赫赫として光芒万丈に達し、蒼生に福を賜らんことを

誓願人 ○○○○ 生辰八字 蓋章(ハンコを捺す、拇印も可。)

上記のような文例の誓神文をしたためて、最後に誓神符を書き加えておきます。(誓神符は下に図示します。符膽の形が少しだけ違います。)

そして、吉日を選んで神壇の前(もちろん、これは日本の神棚ではなく道教の神像を祭ってある壇のことです。神壇がない時は香炉で代用します。この時三本の線香に火をつけ、立てておく)で、敬虔な態度で心と言葉を一つにして、はっきりとした口調で明確にこの誓神文を読み上げ、読み終わったら印を捺します。

更に一本線香を立て、それが半分ほど燃え尽きた頃、先の誓神文を取り、線香の煙の上を三回めぐらしてから、壽金とともに焼きます。焼き終わってから、合掌して諸神諸仙の加護を感謝し、またいっそうの福徳を与えてくれるように黙念致します。

老婆心ながら付け加えておきますと、凡そこのような神仏に関係するような作法を為す時には、必ずまず先に部屋を清掃し、諸々の道具なども整理整頓しておきます。そして、一番いいのは沐浴することですが、最低でも手を洗い口を漱ぎ、衣服を整えておかなければなりません。また、汚い言葉を言ったり、人とふざけ合ったりしてはいけませんし、不心得者や子供などに闖入されないようにして、神仏への恭敬の態度を示すべきでしょう。

    ★ 誓神符 ★

霊符の作成

さて、それではいよいよ本番に入ってまいりたいと思います。実際に霊符を作成する時のやり方を順をおって解説していきます。

● 浄心身 (心と身体を清めます。)

まず初めに手を洗い口を漱ぎます。また用便等も事前に済ませておきます。もし時間が許せば風呂などに入って沐浴することが最も望ましいです。

次に新しい衣服(符呪用に一つ新調しておきましょう。そしてこの衣服は符呪以外の目的で使ってはいけません。)を身に着け二十分ほど静座等をして心を鎮めます。そして、以下の呪文を唱えます

◇ 浄壇呪

太上説法時・金鐘響玉音・百穢蔵九地・諸魔護騫林・天花散法雨・法鼓振迷沈・諸天善哉・金童舞瑤琴・願傾八霞光・照依帰依心・蚤法大法稿・翼侍五雲深・急急如律令」

◇ 浄心神呪

「太上台星・應変無停・驅邪縛魅・保命護身・智慧明浄・心神安寧・三魂永久・魄無喪傾・急急如律令」

◇ 浄口神呪

「丹朱口神・吐穢除氛・舌神正倫・通命養神・羅千齒神・却邪衛眞・喉神虎賁・氣神引津・心神丹元・令我通眞・思神錬液・道気常存・急急如律令」

◇ 浄身神呪

「霊寶天尊・安慰身形・弟子魂魄・五臓玄冥・青龍白虎・隊仗紛紜・朱雀玄武・侍衛身形・急急如律令」

◇ 金光神呪

「天地玄宗・萬氣本根・廣修萬劫・證吾神通・三界内外・惟道獨尊・體有金光・覆映吾身・視之不見・聴之不聞・包羅天地・養育群生・受持萬遍・身有光明・三界侍衛・五帝司迎・萬神朝禮・役使雷霆・鬼妖喪膽・精怪亡形・内有霹靂・雷神隠名・洞慧交徹・五気騰騰・金光速現・覆護眞人・急急如律令」

以上の呪文は本番で唱える時は一回で良いと思いますが、すらすらと言えるように前もって練習しておく必要があるでしょう。中でも最後に挙げた「金光神呪」は、台湾でも護身の霊験が強く信じられている優れ物でありますから、習熟しておけば、霊的な防護としてかなり役に立つと思われます。

● 請神 (神霊の招請)

次は請神です。一番最初の時はここで誓神を行い、次に請神(神霊の招請)を行います。誓神はもう解説がすんでおりますので、ここでは次の請神を説明していきましょう。

請神は霊符の作成において大変重要なポイントを占めます。符とは神仏の法旨の發令であり、もし神仏が符に鎮まって号令を発しなければ、霊符はただの紙クズと同じであり、霊力を発揮できるわけがありません。ですから、必ず先に神仏を招請してその仙駕の降臨を願わなければなりません。

また、霊符には数百に上る種類があり、その目的に応じて招請する神霊も変わってきます。そこで、霊符を作成する前に、必ず目的に合わせて、どのような神霊を招請するのかはっきり決めておかなければなりません。そして、その神霊の名前を次に挙げる請神呪のなかに加えておきます。

まず、請神の呪文を唱える前に線香を九本立てておきます。次にいよいよ請神呪を唱えます。この時には、まず礼拝してから合掌して、敬虔な態度で唱えます。

● 請神呪

天蒼蒼、地蒼蒼、?神在何方、弟子○○○、家住○○縣(○○市)〜〜(今夜以九根清香、化做百千萬億香雲、驚天動地、呼風喚雨、??五彩祥雲、叩請元始、靈寶、道三位天尊、萬法教主、九天玄女娘娘、金母娘娘、招財進寶先王、五方五路財神、善財童子、招財童子、進寶童男、今年太?尊神、張天師、太上仙師、鬼谷先師、北斗星君、風勾道人、等(以及○○○)諸天神聖、?踏祥雲、降臨坐鎮、十方世界、上下?空、東西南北、無所不在、無處不到、請諸天道祖、仙佛、神聖、仙駕、速速降臨來也、弟子○○○、今日書寫招財、升官、賜福、鎮?、驅邪、驅鬼、驅病之符。求諸天道祖、仙駕、賜弟子靈驗神符、但願所畫靈符、蒙獲道法垂憐、護祐、賜福、得以萬分靈驗、以此救世濟人、弟子○○○再三拜請叩求。

◇ 安群真咒:群真皆下降,下降現金身,金身來保衛,護持符靈應。

● 道具の加持(道具に霊力をこめる)

請神呪を唱えて神霊を招請してから、今度は墨や筆、水や紙などに霊力を篭める目的で呪文を唱えます。また、このときには手を剣訣にして、それぞれの道具を指しながら呪文を唱えます。

◇ 勅筆呪

「天員地方・六律九章・神力幹鈞・揮灑自如・神符感應・萬事吉昌・急急如律令。」

◇ 勅紙呪

「玉帝勅吾紙書符・打邪鬼・張張皆神書・敢有不伏者・押赴都城・急急如律令」

◇ 勅水呪

「此水非凡水・北方壬癸水・一點在硯中・雲雨須臾至・病者呑之・百病消除・邪鬼呑之成粉砕・急急如律令」

◇ 勅墨呪

「玉帝有勅・神墨炙炙・形如雲霧・上列九星・神墨軽磨・霹靂糾紛・急急如律令」

◇ 勅硯呪

「玉帝有勅・神硯四方・金木水火土・神硯軽磨・霹靂電光芒・急急如律令」

● 畫符

さて、いよいよ霊符を書いていきます。まず、筆を執って以下の呪文を唱えます。

◇ 取筆呪

「神筆揮灑・衆神護祐・藉以安寧・降魔伏邪・吾奉太上老君急急如律令」

◇ 書符呪

神符爐中香煙生,奏稟玉皇行敕令,兩排官將顯威靈。奉請五萬敕符師,敕符三師來書符,天上書符天也動,地下書符地也崩,田上書符草也死,海中書符海也幹,神廟書符廟也倒,對人書符人長生,對鬼書符鬼消滅,對神書符神遷離。書起神符到東方,東方百鬼走茫茫,書起神符到南方,南方百鬼無處藏,書起神符到西方,西方彌陀即現身,書起神符到北方,感召真武大將軍,書起神符到中央,中央百鬼到處藏,書下神符有靈應,急急如律令。

◇ 下筆呪

「天圓地方・六令九章・令吾下筆・萬鬼伏蔵・急急如律令」「一筆天下動・二筆祖師剣・三筆凶神悪殺去到千里外」

もし符の頭に「ννν」がない場合は上の呪文を唱えてから書き始めます。「ν ν ν」がある場合は真中のνからはじめて左、右と一画づつ打ちながら呪文を唱えるのは既に説明したとおりです。

霊符の様式はもう既に何度も練習して習熟しているはずですから、心を鎮め雑念を排除して一気呵成に書き上げます。そして、符脚・符膽を書いて完成させます。

この時の要領はやはり「平妖伝」にそのコツらしきものを詳述してありますので、以下に引用してご参考に供したいと思います。

《蛋子和尚は自分で御符を書こうと言いますと、老婆、「御符を書くのは一番の難事じゃ。それには気を持って形を摂め、形を持って気を摂めねばならぬ。たとえばこの符は何に用いるかによって、その観想をする。もし、雲を興そうとするならば、一点の陰の気が丹田より起こり、次第に満身が雲の気で充満し、七竅(眼・耳・鼻・口)中より噴き出して乾坤に瀰漫するが如く感じねばならぬ。またもし雷を起こそうとするならば、一点の陽の気が丹田より起こり、全身に雷火が馳せめぐり、七竅中より打ち出して、天地を震動するが如く感じねばならぬ。その如く感じられた時、急ぎその気を墨に託して一筆で書きあげる。
これがいわゆる『神を以って神に合し、気を以って気に合する』というもので、我が神気を天地に貫通せしめてはじめて符に霊験を生ずる。はじめはなお神気を収めることに手間がかかるが、修煉を積んで熟すれば、目を閉じただけで神気があつまり、符には何も書かなくとも霊験がある。これが天地を貫く妙訣じゃ。もしただ符を形に照らして書くだけで、自分の神気が散乱しておれば、どうして鬼神を動かすことができようぞ。俗に『符を書いて効なく鬼に笑われ、符を写して霊なく神に驚かれる』という。―後略―」》

二.勅符

霊符を書き終わったら、次に「勅符」という作法をします。まず、手を剣訣にして次の呪文を唱えます。

◇ 勅符呪

「吾奉太上仙師・九天玄女娘娘・北斗星君以及諸天神聖・賜吾一指降魔剣指・點天天清・點地地霊・點神神顕聖・點人人長生・點符符好用」

この勅符呪を唱え終わってから、次に剣訣を口の前に持ってきて「ハーッ」と息を吹きかけてから、剣訣で符を捺します。ハンコを捺すように。その後もう一度剣訣を口の前に持ってきて「スーッ」と先ほどかけておいた気を吸い戻します。

また、もしこの符に「ν ν ν」があれば、この動作が終わってから合掌して、次の呪文を唱えます。

「乾元蔭覆・天運無偏・造化発育・萬物滋焉・東西南北・住意安然・雲行雨施・変化不測・吾奉太上老君勅急急如律令」

これらの作法が終わってから、「壽金」を一枚取り、火を点じてこれを焼きます。その燃える火の上で完成した符を三回円を描くように廻します。次に線香の煙の上で同様に三回廻して、 呪: 天清清・地靈靈・日月三光做見證・此符不是非凡符・正是祖師之靈符・仙人磨墨・玉女持朱・朱中加墨・墨中加朱・畫在靈符之上・上巡天星下退地殺・凶星遠退・吉星臨門・祖師靈符永後大吉・吾奉太上老君如律令。

この勅符の作法に使う印(訣)は他にもありますが、ここでは剣指のみを紹介しておきました。また良く使う印(訣)は後に図示しておきます。

三.送神

以上で霊符は完成しましたので、最後に神霊に感謝してお帰り願います。合掌して呪文を唱えます。

◇ 送神呪

弟子今日畫符完滿,感恩不盡,虔誠謝過三清天尊九天玄女娘娘、・・・ ・・

四.退符法

さて、霊符を作成して間違えた時や、既に必要としなくなった時にはどうすれば良いのでしょうか。その辺のゴミと一緒に捨ててもかまわないのでしょうか? いいえ、絶対にそのようなマネはしないでください。 必ず以下に図示するように黒の墨を用いて十文字を描いてから、その四方に点を打ちます。その時には筆に力を込めて一画ごとに「法除」と唱えます。 その後清浄な場所で燃やすと良いでしょう。 

霊符の使用方法

◆ 七種に大別される霊符の用い方

霊符が完成したら、それをどういった場で、どのように用いるかが重要になってくる。 これらは使用法およぴ使用目的によって、大きく七種に分けられるので、以下に紹介する。 読者には、ぜひ自らの目的に合った使用法を選択していただきたい。なお、古来の道書には、用い方のさまざまな実例が記載されている。

1 貼懸符法

紙や布、鏡、木などに霊符を書いて、門杜や室内に貼る。道壇の四方や中庭に懸けたり、魑魅魍魎などの出現する場所や器物の上に貼る場合もある。霊符が魔を鎮める目的で書かれたものなら、それを見た魍魎たちは近づかなくなる。これによって崇りを避けることができるのだ。

2 洗拭符法

まず、紙に書いた霊符を焼いて灰にする。それを水に溶かしたもので、体や手足を洗うと、病気を癒すことができる。また病患部に塗っても効験は大だ。病気でなくても、体全体に塗布することでまとわりつく邪気を祓ったり、仙道修行の助けとなることもある。

3 呑服符法

道教では、霊符を呑むことで病気を癒し、悪鬼や邪気を追い払い、道を悟る場合がある。 とくに病気を癒したい場合は、その病気の治癒に適した霊符を薄い小さな紙に書し、服用することがある。これで、ときには名医が匙を投げるような難病でも、快癒することがあるという。符を呑むのは、漢代においてすでに行われていたらしく、『太平経』には「病を除き、大いに道を開こうとするならば、符を朱書して呑むぺし」と記されている。他にも『道蔵』の各所に、霊符を直接に水で呑むとか、竹膜上に符を書いて呑み下すとか、符を焼いて灰にし、水に混ぜて呑むといった事例が記されている。竹膜に書いたり、燃やして水とともに呑むというのは、紙が厚かったり、固いと呑みづらいことによると思われる。

現在では、呑服の符を書写する場合は、かなり薄い紙もあるし、また薬などを包むオプラートを用いることも可能である。なお、竹膜とは堅い節の巾にできるもので、「虚中にして霊を受くるなり」として、符を書くのに霊的に適したものとされている。さらに、清浄な雪の固まりに朱墨で書くこともある。また、団子や棗といった食物の表面に符を書き、病人に食ぺさせるという方法も知られている。ちなみに、呑服符に関しては、こんな笑えない逸話もある。

昔、ある求道者がいて熱心に修行していたが、どうも腹の調子がよくない。そこでさまざまな医者に診てもらったが、治る気配もない。最後の手段とばかり、国内でも名の知れたある医者を呼び、治療を頼んだ。するとその医者は求道者の脈を見て、次のように言った。どうやらこの病気は、あなたが修行に励みすぎたせいのようですね」その後、医者が処方した薬を飲むと、盛大に腹が下り、拳大の固まりが出てきた。これを割ってみたところ、何と固まりの中から霊符が出てきた。呑服符のしすぎで、腸に霊符がたまってしまったというわけだ。

4 佩帯符法

これは符を髪の問に挿したり、錦の袋などに入れて腰につけたりして携帯することをいう。

通常は男は体の左側に、女は右側につけることが多い。またつける場所によって効果の違うもの、初めからつける場所が決まっているものもある。かつては戦時に男たちが、霊符をつけた兜を身につけたこともあったという。佩帯符は一般に不祥事を避け、邪崇などを違ざけたいときに用いることが多い。

たをえば、兄弟の不仲、夫婦問の不和、結婚後に相手が早死にしそうなとき・・・といった家庭内の不幸も、霊符を身につければ解消できる

5 埋投符法

これは埋土、投水符法ということで、霊符を土に埋めたり、河水に投じたりする方法である。山の中に霊符を埋めるような場合には「封」という言葉を用いることもある。埋めるものは、紙だけではなく、桃木とか、桐の木などの板や、金属板などさまざまである。これらに霊符を書いて、それを地中に埋めたり、山に封じたりするこト}も多い。なお霊符を頭や心臓、足といつた身体各部につけたあとで、門の下などに埋めることもある。

埋土法の一例を挙げれば、邪鬼を鎮厭する場合、あるいは土地が不吉なときなどには、厚紙、または木板上に符を書く。次に晴れた日の朝、日の出の頃に、他人に見られないように、地面に深さ三十センチほどの穴を掘り、清浄な黄紙一枚を敷く。その上に霊符を置き、埋めるのである。

投水は沈水ともいい、水中に霊符を投げ入れることである。直接金属板に霊符を刻んで投げ入れることもあれば、紙や布に書いたものを金属の箱に納めて、水に沈めることもある。水を入れたお碗などの容器の中に符を置いて、それを川に流すという方法も知られている。また木板などに書写した霊符などは、それに石を結びつけて沈める方法もよく見られる。もっとも、「投」というのは水に霊符を投ずるだけではなく、他のものに投じて霊カを発揮することもあるので注意しなければならない。

6 直接符法

  霊符を直接、手や足の裏に書いたり、または体の病患部に書写する。霊符を刻んだ印を頭や足などに押す方法もある。病気を治す、鬼や魔を駆遷する、仙人修行の一環といった目的の達成に効果のある符法だ。

ちなみに、この直接符法に属する用法のひとつに、「空書秘法」がある。書符にはさまざまなものが 必要になることはすでに述ベたが、とっさの間に符を書かなければならないこともある。こうしたとき には、この 「書秘法」を用い、空中に指で霊符を書けばいい。たとえぱ、夜道を歩いていて妖怪に出会ったり、あるいは不吉な家に立ち寄って邪気にあてられたと きなどは、次のようにする。

まず安定した姿勢で立ち、しばらく息を止めて精神を凝らし、その後、右手で刀印を結ぴ、空に向か って霊符を書くのだ。また、病人の背中に病気平癒のための霊符を刀印で書くなど、その応用はつきない。

7 焚焼符法

符を焼くとで劫験を得る方法だ。通常、道教では鬼神を呼ぴ寄せる際は、まず香を焚いて祝詞を心の中で唱え、さらに符を焚き呪文を唱えることが多い。なお、焚符にも法度があることはもちろん、方角や時間などの定めもある。この焚焼符法はかなりの熟練を要するので、霊符の扱いそのものによほど慣れるまで、手を出さないほうがいいかもしれない。

さて、霊符を焚くときは符の上角を持ち、下端を火の上に置く。霊符に火がついたら呪丈を唱え、一定の方向に向かって焚く。また、鬼神の助けを借りたいときは、必ずそれらを呼び出す牒文が誦される。

ただし、誦の箇所によって焚く符や、唱えるぺき呪文が決まっていて、それが少しでも前後すると効力がないといわれている。

8 その他の用法

以上に挙げたほかにも、霊符の用法はさまざまある。例をいくつか紹介してみよう。いずれも目的にかかわらず使用できる。 たとえば冶病符の類いは、病人の枕の下に敷いても劫果を発揮する。また、清めたコップなどに清水を入れて割箸をのせ、その上に符面が水に映るようにして霊符をのせる。霊符を二時間以上、水面に映した後、コップの水を呑む。これも病気を癒す効験があるという。杯などに符を書き、神水を注いでそれを飲む方法、霊符を手に持ち、静かに気長に病人の体をさする方法なども、よく知られている。

なお、かなり特殊な用法として、霊符のもつ霊威力を自らの身につけることができる、というものがある。それには書き終えた霊符を顔の前に捧げもち、その符を童子(道教における隠語で「日」を意味する言葉〕で注視する。そして、その霊符に宿る符気を、自らの丹田(臍の下の下腹部)に納めるという気持ちで、静かに鼻から息を吸う。吸い終わったら、目を閉じ、口をややあけ、ゆっくりとかすかに息を吐く。そして二、三度普通に呼吸して息を整え、同様の手順で何度かくり返す。これで、その符のもつ霊威力を借りることが可能になる。

霊符の活用法はまだまだあるが、最も効果があり、なおかつ一般的な符の用法としては、次のものがある。まず同じ霊符を三枚書き、一枚は神棚に祀って祈願し、もつ一枚は常に身につけ、最後の一枚は手に持ち、符に描かれた図を目を閉じて観想する。そして、図にこめられた気を呼吸とともに吸うといいとされる。この場合、神棚のない方は、目の位置より高い清浄な場所に、霊符を安置するといい。本書に掲載した霊符もこのようにすれぱ、いっそうの効果が期待できるのだ。

さて、最後に付記する。 霊符を実際に使用し、効験があったときは、天地の神々に感謝の念を忘れないことである。自宅に神棚や仏壇がある人ならそこに向かって、ない人は近くの神社仏閣で、それぞれ感謝の祈りを捧げよう。そうした場所を好まない人は、大いなる宇宙のカ、または大に向かって感謝すればいい。

その他

霊符は三光(日月星)の流動する真気を象りしものとされ霊符の本場中国では数千年前に古神仙太上老君が天地自然の数象を写し取ったものが霊符の初めであるとされています。当堂では大法師が自己に通霊した宇宙の大いなる神気をもって符という形を借ります。

・霊符の使用期限と使用法:

霊符の効果は1年経過するまでです。霊符を継続しようされる場合は1年毎に新しい霊符をお求め下さい。所持する場合は折符に包まれた状態のまま普段ご使用している財布やバッグの中に入れておくとよいでしょう。ソフトケースに入れてチェーンをつけて首から下げるなども有効です。霊符は人に見せびらかすものではありませんので、貼ってあるのを普通に見られるのは構いませんが、殊更に人に見せびらかすようなことはなるべく控えるようにしてください。
・室内などに貼る場合は居間などの家族が団欒する所か、神棚や仏壇のある部屋または玄関か寝室に貼るようにしてください。貼る向きは南向きまたは東向きにし、必ず目線より高い位置に貼るようにしてください。 貼る時は靈符の上辺と下側の左右の角に糊付けすると剥がす時、霊符を傷めずに剥がし易くて良いです。霊符を画鋲などで刺すのはおやめ下さい。
・その他、特別な使用法が指定されている場合はその使用法を遵守してください。

効果的な注文方法:

霊符をご注文される時には、霊符に込めて欲しい具体的な願いを書かれていた方がより効果的な霊符を作成することが出来ます。あれもこれもというよりは願いをどれか一つに絞った方が心願が成就しやすいものです。
・霊符作成を依頼したことのある人ならご存知でしょうが、印刷、コピー、ハンコ等機械的に作られた霊符が多く、当然のことながらそういう霊符に道教や神道特殊の方法で開眼しております、効力を変わりません。

霊符の効果:

効果が現れるまでの期間はケースバイケースで様々ですが、早ければ霊符開眼後お手元に届く前に効果が現れる事もありますが、遅い場合は数ヶ月から場合によっては数年かかる事もあります。願いが叶う過程でそれまでの膿を出す為に一時的に状況が悪化する場合もありますが、その際も悲観的にならずに成就を願い続けて下さい。

信心正心:

疑心を抱く事無く、真摯な気持ちで信じれば遅速の差はあっても必ず霊験があります。その現れ方も様々で願いが直接叶う場合と、願いとは違う働きが現れる場合があります。
・他人に迷惑をかけても自分さえ良ければそれでいいなどという、身勝手な願いはかえって身に災いを招くことになりかねません。誰でも自分や自分の家族の幸せを願う気持ちに変わりはありませんので、正しい心で霊符を使用することが幸福な人生への近道となります。

宗教宗派:

霊符は道教、神道、仏教、修験道、キリスト教など、どのような宗旨・宗派の方でも何の問題も無く持つ事ができ、目的に合わせて、複数の霊符を同時に持つ事も出来ます。また当堂以外の霊符やお守り等と一緒に持たれても全く問題ありません。

自らの努力:

霊符といえどもその効果は万能ではありません、心願の成就に向けての自分の努力も必要です。天は自らを助けるものを助くと言いますが霊符も同じです。自らの努力を放棄したものには何の霊験も現れませんので、ご注意ください。

好事魔多し:

順調にいっているとつい油断してしまい、欲をかき過ぎたり以前失敗した原因を繰り返したりする事があります。そうなってしまいますとせっかく順調にいっていたものが思わぬ邪魔が入りったりしますので、好調な時ほど初心を忘れずに謙虚さを心がけるようにしてください。霊符も万能では有りませんので現状に比して余りにも大き過ぎる願いは叶い辛い事があります。